手のしびれ
手のしびれとは
細かい動きを必要とする手に起こるしびれは、日常生活に影響を及ぼす事も多い症状のひとつです。
もしこのような経験がある場合、何らかの病気のサインかもしれません。
手のしびれを引き起こす主な病気
特に注意の必要な手のしびれの原因には、以下のようなものがあります。
長く続く手のしびれ
手のしびれが長く続いている場合、以下のような病気が考えられます。
受診目安とポイント
しびれが長く続いたり、動かしづらいなどの症状が伴う場合には一度受診しましょう。
原因によって専門の診療科は異なりますが、まずは整形外科を受診するのがよいでしょう。
受診した時には、しびれはいつからあるのか、手を動かした時だけなのか、つねに感じているのかや、どのようなしびれなのか、しびれの範囲はどの程度かなどについても伝えるようにしましょう。
日常生活から考えられる原因
日常生活を見直すことで改善できる可能性のある手のしびれもあります。
血行が悪い
血行不良でも手のしびれが起きます。寒さや圧迫、筋肉の緊張などが原因となる場合が多いと言われています。
血行を良くするには
ストレッチなど適度な運動を日常生活に取り入れて筋肉をほぐすようにしましょう。血行不良を招くような体を締め付ける下着はできるだけ避けるとよいでしょう。
また適度に温めたり、やさしくマッサージするなども血行の改善に効果があると言われています。
筋肉痛や肩こりによるもの
筋肉痛や強い肩こりによって手のしびれが生じることもあります。
筋肉痛や肩こりを改善するには
糖質をエネルギーに変えて筋肉に供給するビタミンB1、神経の働きに必要なビタミンB12などを心がけて摂取するのもひとつの方法です。
肩こりは、こっているからといって叩いたり、マッサージを続けたりしても改善には繋がらないことも多いと言われています。
症状が改善しない場合には、一度整形外科を受診しましょう。
足のしびれ
足のしびれ
正座などによって引き起こされる足のしびれは自然なものですが、これといった理由もないのに足のしびれが続く場合には注意が必要です。
足のしびれの原因となる病気
足のしびれは何かしらの病気が原因となって起きることがあります。
神経や骨の病気
足のしびれを引き起こす神経や骨の病気としてよくあるものは以下の通りです。
体の病気が原因となる足のしびれ
次のような原因で足のしびれが起きることもあります。
受診の目安とポイント
足のしびれが続いていてよくならない場合や、他の症状が伴っている場合などは一度受診してください。
基本的には整形外科への受診で良いですが、原因によっては他の科目を紹介される事もありますので、医師の指示に従いましょう。
受診時には、いつからどんな強さで足がしびれているのか、しびれるのは片足だけか・両足か、しびれの他にいつからどんな症状があるのかなどを伝えるようにしましょう。
日常生活上の原因と対処法
日常生活上の原因によって、足のしびれを感じるケースもあります。
一時的な神経の圧迫
正座などで一時的に神経を圧迫することで足がしびれることもあります。
一時的なしびれを感じたら
無理に動かすとしびれを悪化させるたり、こむらがえりの原因となることがあります。
しびれが自然におさまるのを待ちましょう。
血行不良
冷えなどの血行不良によってしびれを感じる事もあります。
血行不良を感じたら
ぬるめのお風呂にゆっくりとつかるなどして血行を促進しましょう。湯船で足裏から足の付け根にかけてマッサージするのも良い方法です。
冬はもちろん、夏でもエアコンの効いた室内にいる時には、靴下などで冷えすぎないように調節しましょう。デスクワークの合間に軽く足首や足の指を動かすストレッチなどを行い、足先の血行を良くするのもよいでしょう。
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