骨粗鬆症とは?
骨の強度が低下してもろくなり、骨折しやすくなる病気です。骨の強度が低下する主な要因としては、女性ホルモンであるエストロゲンの欠乏、加齢、運動不足などの生活習慣の3つが考えられます。
骨粗鬆症全体の約90%を占め、一般的に広く認識されている「原発性骨粗鬆症」に関しては、加齢ならびにエストロゲン欠乏のために、とりわけ閉経後の女性が発症しやすいことが知られています。骨粗鬆症は骨折しやすくなるだけでなく、体全体の不調を招きかねない病気です。
原因
骨の強度を規定する要因としては、骨密度と骨の質 (骨質) があります。
骨の強度に関しては、70%が骨密度、残りの30%は骨質に影響されると言われています。
骨粗鬆症には、原発性と続発性の2つがあります。
症状
骨粗鬆症は、自覚症状がほとんどありません。一番問題となるのは、転倒やくしゃみなどのわずかな衝撃でも骨折しやすくなることです。
体のなかでどの部分の骨が折れやすいかは、年齢によって変わってきます。50歳代頃から、前腕骨の手首部分である橈骨や脊椎の骨の主要部である椎体を骨折しやすくなります。60歳代頃から椎体骨折が増え始め、70歳代になると前腕部の骨折よりも椎体骨折が上回るようになります。さらに72~73歳頃から大腿骨近位部の骨折が前腕部を上回るようになり、75歳以上で急激に増加します。
この他、上腕骨も好発部位のひとつです。
脊椎の椎体が押しつぶされて骨折すると、背骨が変形して背中が丸く盛り上がった状態になります。このような背骨の変形が起こると、首や肩、腕、腰、呼吸器、消化器など体のあちこちに多様な症状が現れます。また、大腿骨近位部の骨折は寝たきりの原因として脳血管障害に次いで多く、その20%の方は骨折後1年で亡くなるともいわれています。
残りの大半の方についても、寝たきりになる結果、認知症などを発症する場合が多いと言われています。その他の部位の骨折でも、活動性が低下し、運動不足になりがちです。運動不足によりますます骨が弱くなることがあるため注意が必要です。
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